日本で発明された物質、カップリングシュガーと虫歯についての詳細が記載された一冊。

カップリングシュガーと虫歯

荒谷真平、竹内光春 編著
A5判、上製、304頁、¥2,500(本体)+税

ISBN4-7712-8106-8

【目次】
第1章 病気としての虫歯の本質とその予防についての一般的考察

  1. はじめに
  2. 歯の構造とその生きている姿
  3. う蝕(虫歯)の病像
  4. 砂糖とう蝕の関連
  5. 非(抗)う蝕性甘味料が抱えるジレンマ
  6. 虫歯予防についての一般論

第2章 虫歯予防の目標と方法

  1. はじめに
  2. 虫歯の疫学像の捉え方
  3. 虫歯の基本的な疫学像
  4. 虫歯予防とは
  5. 虫歯予防の力の評価方法
  6. 虫歯予防の疫学的目標
  7. 組合せ虫歯予防
  8. 個人における口膣環境の測定と維持
  9. むすび

第3章 食品のう蝕誘発能の評価

  1. はじめに
  2. 食品のう蝕誘発能の評価基準について(その考え方)
  3. 口膣内微生物に対する食品の基質としての性質(PFA,APA)の測定
  4. 口膣内における基質としての作用時間の測定
  5. 食品のう蝕誘発能指数(Cariogenic Potential Index)の求め方と食品のう蝕誘発能による分類
  6. まとめ

第4章 カップリングシュガーの由来

  1. はじめに
  2. α−アミラーゼの転移作用
  3. 転移酵素の検索
  4. カップリングシュガーの性質と用途
  5. CGT-aseの転移作用

第5章 Cyclodextrin glucanotransferase(CGT-ase)の開発

  1. CGT-ase研究の歴史
  2. CGT-aseの精製とその性質
  3. CGT-aseの分子間移転作用
  4. 転移生成物の構造

第6章 カップリングシュガーの製造と分析

  1. カップリングシュガーの糖組成に及ぼす反応条件の影響
  2. 固定化CGT-aseによるカップリングシュガーの製造
  3. カップリングシュガーの分析法

第7章 天然におけるカップリングシュガーの合成と分解

  1. はじめに
  2. 唾液および膵臓α−アミラーゼによる末端に蔗糖を含むオリゴ糖の分解
  3. 唾液および膵臓α−アミラーゼによるGnFの合成
  4. G2Fの自然界における分布

第8章 カップリングシュガーの発酵性とう蝕誘発性の検定

  1. 代用糖開発研究所の問題点
  2. う蝕誘発性の評価
  3. 歯垢による酸の産生
  4. 個々の口膣微生物による酸の産生
  5. カップリングシュガーのう蝕誘発性の評価とその将来の発展

第9章 Steptococcus mutansの多糖合成と付着に及ぼすカップリングシュガーの影響

  1. はじめに
  2. S.mutansの不溶性グルカン合成と平滑面付着
  3. 不溶性グルカン合成に対するカップリングシュガーCの基質性
  4. S.mutansのグルカンCの影響

第10章 カップリングシュガーの基質としてのう蝕原性

  1. はじめに
  2. う蝕の原因とならない甘味料に要求される性状
  3. 試験管内実験からみたカップリングシュガーのう蝕原性
  4. 生体内実験からみたカップリングシュガーのう蝕原性
  5. おわりに

第11章 動物実験からみたカップリングシュガー

  1. はじめに
  2. 動物実験について
  3. う蝕実験について
  4. カップリングシュガーのう蝕性
  5. カップリングシュガーと歯垢
  6. カップリングシュガーの栄養について
  7. まとめ

第12章 カップリングシュガーによるプラークコントロール

  1. はじめに
  2. メカニカルプラークコントロール
  3. ケミカルプラークコントロール
  4. 食餌によるプラークコントロール
  5. 除去を意図したプラークコントロールから、予防を意図したプラークコントロールへ
  6. おわりに

第13章 カップリングシュガー配合キャンディーのヒトでの歯垢形成能について

  1. はじめに
  2. 代替糖のin vivoにおける歯垢形成能の評価方法
  3. カップリングシュガー配合キャンディ(CS:70,Maltitol:30)

第14章 Intral Cariogenicity Test(ICT)ヒト口膣におけるう蝕のモデル実験

  1. はじめに
  2. ヒト口膣におけるう蝕原性試験
  3. う蝕原性の定量方法および口膣内実験装置
  4. 実験条件およびその特色
  5. カップリングシュガーCのう蝕原性
  6. おわりに

第15章 カップリングシュガーと小腸における消化

  1. はじめに
  2. 糖質の消化
  3. カップリングシュガーの消化
  4. 栄養素としてのカップリングシュガー
  5. おわりに

第16章 カップリングシュガーの毒性試験

  1. はじめに
  2. 毒性試験の必要性と安全性評価の概念
  3. カップリングシュガーの毒性試験
  4. 天然添加物の安全性評価

第17章 カップリングシュガーの安全性についての一つの研究

  1. はじめに
  2. 変異原性試験
  3. 代謝試験
  4. おわりに

第18章 カップリングシュガーの特性および食品への応用

  1. はじめに
  2. カップリングシュガーの特性
  3. カップリングシュガーの食品への応用

第19章 カップリングシュガーを越える抗う蝕性甘味料の開発

  1. はじめに
  2. う蝕予防のあれこれ
  3. 代用甘味料のおれこれ
  4. 抗う蝕原性甘味料とは
  5. 抗う蝕原性糖質の実際
  6. 抗う蝕原性糖質の作用機作
  7. 抗う蝕原性糖質の実用化
  8. 抗う蝕性甘味料のこれから
  9. おわりに

第20章 今後の課題

  1. はじめに
  2. 総合的な反省の上に立って

第21章 今後の課題

  1. 私経済と公経済
  2. 兵器と用兵

第22章 動物実験からみたカップリングシュガー

  1. はじめに
  2. カップリングシュガーの加工法の開発について
  3. カップリングシュガーの改良について
  4. カップリングシュガー以外の甘味料の開発について
  5. まとめ

第23章 今後の課題

  1. 今後の課題


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