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食品製造技術に革新をもたらす、膜の基本的性質から利用技術までを詳説
食品膜技術〜膜技術利用の手引き〜
工学博士 大矢晴彦(横浜国立大学工学部・教授)
農学博士 渡辺敦夫(新潟大学大学院・教授)
A5判 590ページ 定価:¥7,000(本体)+税
発行:株式会社光琳
【解説】
膜分離技術は、電気透析法や逆浸透法など工業的に新しい分離法として30年前に登場しその後、限外ろ過法、精密ろ過法を包含し、最近ではナノろ過法を新たに加え、その分離対象を大きく広げつつ発展してきました。この技術は熱を使用しない分離法であり、省エネルギー的分離法であること、なかんずく食品の場合熱変性をしないことに大きな特徴を持つものでした。
ただ食品工業の分野では伝統的技術を重視する立場からこの膜分離技術に対する抵抗感があったことも否めなかったようです。しかし時代が変わり、熱を使用しない「生」の食品への需要の高まりもあり、今後熱を使用しない分離法として各種の生理物質の分離や濃縮への利用が増えてゆくことは間違いありません。
本書はこうした期待に応え、膜利用技術の基礎理論から各種食品への応用例までを集大成した決定版といえます。食品開発に携わる多くの技術者、研究者必読の書としてお薦め致します。
【目次】
1編 膜技術利用の基礎
1章 膜技術の基礎的理論
2章 高分子膜の特性
3章 無機膜の特性
4章 各種膜モジュ−ルの特性
2編 膜技術利用の手引き
1章 膜プロセス開発の進め方
2章 膜プロセスの維持・管理
3編 膜技術利用の実際
1章 総合的膜利用プロセス
2章 逆浸透・ナノろ過・限外ろ過の利用
1)飲料工業への利用
トマトジュ−ス
リンゴジュ−ス
ミカンジュ−ス
人参及びその他のジュ−ス
コ−ヒ−
2)醸造工業への利用
生酒
ワイン
生揚げ醤油
3)マルト−ス
4)糖蜜
5)ハチミツ他
3章 精密ろ過の利用
生ビ−ル
生酒
生揚げ醤油
食酢
ワイン
茶飲料
ミネラルウォ−タ−他
4章 電気透析の利用
食塩
飲料工業
減塩醤油
梅干し調味液
魚介類エキス他
5章 メンブレンバイオリアクタ−への利用
6章 食品分野以外への膜技術の利用
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